
ゲーミングPC買ったんだけど何から手を付けたらいいんだろ?
初めてゲーミングPCを購入してPCゲームデビューをする40~50代の人におすすめなゲームジャンルがアクションRPGです。
しばらくゲームから離れていた同年代の人に分かり易く言うと、アクションRPGとはファミコン時代の「ゼルダの伝説」みたいなゲームです!


ファミコン版「ゼルダの伝説」が発売されてから時は流れ、現在はPCのグラフィック性能向上により、ゲーム内の映像表現も驚くほど大きく進化しました。過去のドット絵の時代を知る人からすると同じゲームと表現をしていいのか躊躇するほどです。


特にアクションRPGというジャンルは様々な世界観を持つ名作が多く誕生し、歳を重ねるごとにゲームとの向き合い方も変わってきた年代の人にもきっと気に入った作品が見つかると思います。
今回は、PCゲーム初心者でも安心して楽しめる大人向けアクションRPG10作品をご紹介します。
なぜアクションRPGが40~50代ゲーマーにおススメなのか?PC版のメリットは?
アクションRPGは「物語を追体験しながらキャラクターを成長させる」ことができるゲームジャンルで、FPSゲームのように反射神経に自信がなくても、レベルアップや装備強化で自然と上達できるのが魅力です。



アクションRPGは40~50代の人におすすめのジャンルなんです!
なぜ40~50代にアクションRPGがおすすめなのか?
40~50代は人生経験が豊富で、親子・仕事・人間関係などのテーマに共感しやすい世代です。アクションRPGは「物語の主人公になれる」ため、映画やドラマ以上に感情移入することができるでしょう。


例えば『The Last of Us』や『God of War』というゲームは「父と子」「守るべき存在」がテーマで、大人だからこそ深く響く部分があります。
さらに、アクションRPGはRPG要素(レベルアップ、スキル習得、装備強化)があるので、反射神経に不安がある人でも「ゆっくり考えて自分のスタイルでプレイできる」ため、速い動きに自信がなくても楽しめます。
アクションRPGは「少しずつ成長して物語を進める」設計になっています。戦闘が苦手でも、探索や育成など別の要素で達成感を得ることができるので、短時間のプレイでも進捗が分かりやすく、忙しい大人でも達成感を味わうことができます。
PCでプレイするメリットは?
PC版をプレイする一番のメリットは家庭用ゲーム機と比べて画質・パフォーマンスが圧倒的だからです。


例えば『ホグワーツ・レガシー』はPS5やNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機でもプレイすることができますが、画質や動きの滑らかさはPC版が最も優れています。
ゲーミングPCの性能次第ですが、高解像度(4K対応)、高フレームレートで、映画級の映像美を堪能できます。
アクションRPGは演出が大事なので、グラフィックの違いが没入感に直結します。せっかくプレイするなら最高の環境でゲームを楽しみましょう。



アクションRPGは達成感と映像美が魅力ですね!
様々な世界観を持ったアクションRPGのカテゴリーを紹介
アクションRPGは「戦闘と育成の楽しさ」に加えて、「世界観」でプレイヤーの没入感に大きく影響します。
特に40~50代の大人ゲーマーの場合は 「どんな世界を旅したいか」 が作品選びの大きなポイントになります。



年齢的にマリオみたいなホンワカした雰囲気はちょっと無理かな…
そこで、アクションRPGを世界観ごとにカテゴリー分けして整理してみました。
ファンタジー世界系


魔法やドラゴン、剣と盾が登場する王道のアクションRPG。
近年では重厚でシリアスな展開が楽しめるダークファンタジー系が大人向けとして人気です。
非常に多くのタイトルがリリースされているカテゴリーなのでこの世界観が好きな人は多くの名作に出会えるでしょう。
中世・歴史系


実際の歴史や時代背景をベースにしたリアル志向のアクションRPGです。
歴史上の実在の人物が登場する世界観でプレイヤーが冒険できるというのは、世界史などに興味のある人にとって堪らない楽しみでしょう。
近未来・サイバーパンク系


近未来の架空の惑星や都市を舞台にしたアクションRPGは、映画『ブレードランナー』の世界観が好きな人におすすめです。
扱う武器は主に銃火器なので、ガンアクションが戦闘の中心になります。
このカテゴリーは犯罪やドラッグなどのリアルな描写が多いので、そういったジャンルに耐性が強い人におすすめです。
ポストアポカリプス(終末世界)系


文明崩壊後の世界で生き残りをかける冒険。海外ドラマ『ウォーキングデッド』の世界観が好きな人におすすめです。
このカテゴリーは派手な戦闘を楽しむよりも限られた資源を使ってサバイブするのが目的なので、疲れてるときにプレイすると追い打ちを食らうかもしれません。
和風・東洋ファンタジー系


日本や中国など東洋文化をベースにした世界観。
日本映画の時代劇、刀を使った剣戟アクションが好きな人におすすめです。
忍者や侍といった古風な登場人物のセリフの一つ一つに重みを感じるのは自分だけではないはず。
40~50代ゲーマーに刺さる 大人向けアクションRPG10作品を紹介!
それでは40~50代のPCゲーマー初心者の人におすすめするアクションRPG10作品をご紹介します。
今回は、筆者自身がプレイして適度な難易度であると思った作品を中心にチョイスしているので、PCゲーム初心者の方にも自信を持っておすすめできる作品ばかりです。
The Witcher 3: Wild Hunt(ウィッチャー3 ワイルドハント)


怪物狩りを生業とするウィッチャー、「リヴィアのゲラルト」となって、〈予言の子〉を見つけ出すという重厚なストーリーで、広大なオープンワールドを旅するアクションRPG。
大人向けの物語や選択肢の深さが魅力で、まるで海外ドラマに参加しているような体験ができます。日本語吹き替えの出来が非常に良いのでストーリーへの没入感が高まります。
Dark Souls III(ダークソウルIII)


高難度で知られるシリーズですが、じっくり覚えて成長できる達成感は他のゲームでは味わえない唯一無二のゲーム体験が味わえます。
「死にゲー」の代名詞として必ず名前の挙がるゲームですが、落ち着いて挑戦する大人世代には意外とハマりやすい一本です。
特にステージ終盤での各ボス戦は何十回も挑戦してようやく勝てるレベルの強さなので、倒した時にすさまじい達成感を得ることができるでしょう。
武器や防具に魔法など幅広い装備があるので、何周しても違った楽しみ方ができて長く遊べます。
古いゲームではありますが、今プレイしても全く色褪せない面白さと発見があるので是非挑戦してみてください。



実は初期武器のロングソードで最後まで戦えたりします
Elden Ring(エルデンリング)


『ダークソウル』シリーズの世界観で、広大なフィールドを自由に冒険できるアクションRPG。
やはり「死にゲー」らしい高い難易度ではありますが、探索や装備集めを通じて自分のペースで進められるため「成長を実感できるゲーム」として「死にゲー」初心者におすすめです。
今回紹介するゲームの中でも個人的に最もプレイしてもらいたいタイトルです。とにかく世界観が良い。
多くは語らないスタイルのゲームなので、ストーリーなどに引き込まれるというよりも「狭間の地」という冒険の舞台の雰囲気が魅力です。


Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)


近未来都市を舞台にした大人向けアクションRPG。
選択によって物語が変わるため没入感が非常に高く、映画的な体験を楽しみたい方におすすめです。
このカテゴリーのゲームでは追随を許さない優秀作品ですが、今後もアップデートによってより進化していくのでいつかは触ってみてほしいタイトルの一つです。
好き嫌いがはっきりと分かれるカテゴリーだとは思いますが、現時点でPCグラフィックの最高峰である映像表現なのは間違いないので、ゲーミングPCのベンチマーク的な意味での導入もありでしょう。



アップデートで女性主人公も選べるようになりました
Monster Hunter: World(モンスターハンター:ワールド)


仲間と協力して巨大モンスターを狩る超有名アクションRPG。
今回紹介するゲームは、オンライン要素よりもシングルプレイで楽しめるものを中心に紹介していますが、このゲームは「共闘」がゆるいレベルで楽しめるのでオンラインゲーム初心者にもおすすめです。
装備を整えながら少しずつ上達できるため、初心者でも安心。ソロプレイも協力プレイも楽しめる柔軟さが魅力です。
いわゆる「野良プレイ」でモンスター討伐に困った時だけ救援を呼べるシステムがあるので、知らないプレイヤーが駆けつけてくれます。
シリーズ最新作ではありませんが、非常に評価の高い作品でシリーズ最高作品と言われることも多いので、モンハンをプレイしたことのない人には最初に手を付けてほしい作品です。
Assassin’s Creed Odyssey(アサシンクリード オデッセイ)


古代ギリシャを舞台にしたシネマティックアクションRPG。
「アサシンクリード」シリーズは暗殺者が主人公であったはずなのですが、この作品はそんな雰囲気を払しょくした意欲作で、歴代シリーズの中で最も評価の高い作品です。
スパルタとアテネの戦争(ペロポネソス戦争)が背景になっており、実在の歴史的人物(ソクラテスやペリクレスなど)とも出会えるため、歴史ドラマ+ファンタジーを体験できるのが魅力。
このゲームはとにかくマップが広い。エーゲ海の島々を船で渡り様々な都市国家や古代遺跡でミッションをこなしてレベルを上げスキルを身に付けていきます。
最初に選ぶプレイヤーで(男性か女性)ストーリーが大きく変わってくるので両方試したくなるのですが、一周するだけでも膨大な時間がかかるので時間に余裕のある人におススメのゲームですね。



オープンワールドの圧倒的規模感を感じます
The Last of Us Part I(ラスト オブ アスパート1)


大人向けのストーリで有名なアクションRPG。
人類が謎の感染症で崩壊したアメリカが舞台で、近年実写ドラマ化もされた作品です。
このゲームは、敵キャラクターを倒してプレイヤーのレベルを上げるいわゆるRPG要素というのはほとんどなく、限られた物資を活用して生き残る(サバイブする)タイプのゲーム。
一番の魅力は重厚なストーリー。主人公はジョエル(中年男性)とエリー(少女)の2人で、旅の中で芽生える感情の変化が40~50代の男性に共感を生むでしょう。
近年では映像美ばかりを追求して内容の薄いゲームも増えてきましたが、このゲームは映像美はもちろんストーリーの秀逸さは映画を圧倒的に超えてます。
初めてエンディングを迎えた時、今までゲームで味わったことのないレベルで心に深いしこりが残りました。



このゲーム絶対最後までプレイしてほしい
Star Wars Jedi: Fallen Order(スターウォーズ ジェダイ:フォールンオーダー)


映画『スター・ウォーズ』直系のストーリーを描くアクションRPG。
この手のゲームは世界観だけは作りこまれていてゲームとしての内容は薄いものが多いのですが、この作品はアクション部分の作り込みがしっかりしているので『スター・ウォーズ』に興味がない人でも楽しめます。
もちろん『スター・ウォーズ』好きにはなおさらおすすめで、映画とゲームの境界線があいまいになるほどの没入感を得ることができるでしょう。
オリジナルの主人公なので「ルーク」とか「ダースベイダー」とは登場しませんが世界観は『スター・ウォーズ』なので、まだ見ぬジェダイの誕生物語としてお楽しみください。



キャラクターゲームかと思いきやかなりの高難易度!
Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)


SFと神話的世界観が融合した独特な舞台設定がされたアクションRPG。
人類文明が崩壊した遥か未来「機械獣」が徘徊する世界で、人類は部族社会に戻った生活をしています。
主人公「アーロイ」の出生の秘密を追う壮大なストーリーで、部族間の抗争や母性をテーマにした内容でもあるので40~50代の人におすすめ。
PC版のリマスター化が図られてより映像美がグレードアップしました。最新のゲーミングPCの性能を発揮できる打ってつけのゲームです。
Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)


侍映画のような世界観、日本を舞台にした和風アクションRPGの最高峰。
黒澤明監督作品に影響を受けた映像演出があり、往年の時代劇ファンにも刺さる内容になっている。
モンゴル軍(元寇)の対馬侵攻に対抗するため、主人公は「武士の道」に背き、“冥人(くろうど)”として暗殺や奇襲を駆使することになる。
「武士の誇りを守るか」「民を守るために手段を選ばないか」という葛藤も同時に描かれているので、単純なアクションRPGとは一味違う雰囲気を感じられます。
四季折々の美しい対馬の自然や神社参拝、温泉など“和の癒し”も体験できる唯一のゲーム。



剣戟アクションのカッコよさは唯一無二!
大人だからこそ楽しめるアクションRPGの魅力


アクションRPGは単なる「反射神経勝負」ではなく、物語・世界観・育成の深さをじっくり楽しめるジャンル。
40~50代から始める方にとっても、無理なく自分のペースで進められるタイトルが多いのが特徴です。
最近のアクションRPGは、単なる冒険だけでなく「人間ドラマ」「道徳的な選択」「人生観」に踏み込むものが増えています。40~50代のプレイヤーは、人生経験があるからこそ、主人公の葛藤や物語のテーマをより深く味わえるのです。
まずは「映像や物語に惹かれる作品」から挑戦してみてください。
今回紹介した10作品以外にも魅力的な作品はたくさんありますので、この中からプレイしてみて興味を持った人はもっと掘り下げていってほしいと思います!



自分のペースでプレイしてアクションRPGを楽しみましょう!
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