2025年3月7日、日本国内にてRadoen RX 9070 XT、RX 9070を搭載するグラフィックボードが販売開始となりました。
Nvidia製グラフィックボードの供給不足という状況の中、果たして救世主となるのか?
Radeonというブランドに抵抗のある人は多いと思いますが、はっきり言って、今回のRX 9000シリーズは完全に当たりです!
これが売れなかったら、日本国内のPCゲームユーザーは、Nvidiaブランドという理由だけでグラフィックボードを選んでいることになりますね、と言わざるを得ないくらい性能面のメリットが大きい。
発売から約一か月経った今、やはり販売は好調に推移しているようで、グラフィックボード単体では入手困難な状況となっているようです。特に上位モデルのRX 9070 XTは非常に品薄となっています。
これを機会にゲーミングPCを購入しようという方におススメなのが、ドスパラのRX 9070 XT搭載モデルです。
モンハンワイルズや、将来的にリリースされる重量級のPCゲームが快適にプレイできるゲーミングPCを探しているという方は必見です。
\ ドスパラのRX 9070 XT搭載おすすめ3機種!/
![]() GALLERIA XA7R-97XT 7700 | ![]() GALLERIA XA7R-97XT 7800X3D | ![]() GALLERIA XA7R-97XT 9800X3D | |
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メーカー | ドスパラ | ドスパラ | ドスパラ |
CPU | Ryzen 7 7700 | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 9800X3D |
GPU | RX 9070 XT 16GB | RX 9070 XT 16GB | RX 9070 XT 16GB |
メモリ容量 | DDR5 32GB | DDR5 32GB | DDR5 32GB |
ストレージ容量 | NVMeSSD 1TB | NVMeSSD 1TB | NVMeSSD 1TB |
価格 | 314,980円 | 379,980円 | 419,980円 |
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RX 9070シリーズの特徴とアピールポイントについて

4K~WQHDをターゲットにしたミドルハイクラスのグラフィックボード
最初にRX 9070シリーズの特徴について触れておこう。
AMDのアナウンスでは、RX 9070シリーズは、性能面では前シリーズの「Radeon RX 7900 XT」と、その下位グレードである「Radeon RX 7900 GRE」の中間に位置付けられるGPUであるということです。
ターゲットとなる解像度は3840×2160(4K)~2560×1440(WQHD)でのゲームを快適にプレイするのに適したグラフィックボードであるそうです。
すなわちRX 9070シリーズは、フルHD以上の解像度でPCゲームをプレイしたいという人におすすめといえます。

ネイティブ4K環境でのRX 7900 GREとの比較ではRX 9070 XTが42%高い性能を発揮できるとAMDはアピールしています。ゲームタイトルによって変動しますが、この結果は驚きです。
超解像技術「FSR4」による大幅なフレームレートの向上

さらに、RX 9070シリーズは、AMD独自の超解像技術「FidelityFX Super Resolution 4」(FSR 4)に対応。FSR 4は,さらに進化した機械学習を利用した超解像処理により、4Kのような高解像度映像で高いフレームレートを実現することが可能になりました。
モンハンワイルズと相性が良く、同クラスの他社製品を圧倒
この効果はモンハンワイルズでも大きく発揮され、AMD HEROESではNvidia製GPUとの性能比較がクローズアップされています。

条件としてFSRに対応したゲームタイトルである必要があります。
RTX 5000シリーズにはDLSS4があるので、ゲームタイトルによってベンチマークの差は大きく変わってきますが、現在の価格状況を考えるとRX 9070シリーズに軍配が上がるのではないでしょうか。
ドスパラのRX 9070 XT搭載モデル
グラフィックボード単品での購入は難しい状況ですが、RX 9070 XTを搭載したゲーミングPCを検討している人にはドスパラの搭載モデルという選択肢があります。
今回ピックアップした3機種はCPU以外は基本的に同スペックなので、RX 9070 XT搭載モデルを予算に合わせて選ぶことが可能です。
CPUの違いによってフレームレートの差は大きく出ますので、とにかく性能に妥協したくない人は、9800X3Dを採用したモデルがおすすめです。この組み合わせは現環境で最強レベルです。
\ ドスパラのRX 9070 XT搭載おすすめ3機種!/
![]() GALLERIA XA7R-97XT 7700 | ![]() GALLERIA XA7R-97XT 7800X3D | ![]() GALLERIA XA7R-97XT 9800X3D | |
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メーカー | ドスパラ | ドスパラ | ドスパラ |
CPU | Ryzen 7 7700 | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 9800X3D |
GPU | RX 9070 XT 16GB | RX 9070 XT 16GB | RX 9070 XT 16GB |
メモリ容量 | DDR5 32GB | DDR5 32GB | DDR5 32GB |
ストレージ容量 | NVMeSSD 1TB | NVMeSSD 1TB | NVMeSSD 1TB |
価格 | 314,980円 | 379,980円 | 419,980円 |
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参考までにですが、同じグラフィックボードを搭載した環境でCPUの違いによって現れるフレームレートの差がこちらです。
この結果を見ると、第二世代AMD 3D V-Cacheを搭載した9800X3Dの高いゲーム性能が理解できますね。
RX 9070 XTを採用したモデルの中でも、最高の性能を引き出せるのは9800X3D搭載モデルです。
![]() GALLERIA XA7R-97XT 9800X3D | |
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メーカー | ドスパラ |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
GPU | RX 9070 XT 16GB |
メモリ容量 | DDR5 32GB |
ストレージ容量 | NVMeSSD 1TB |
価格 | 419,980円 |
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価格的には40万円を超えてきますので、誰にでもおすすめできるかといえば正直微妙ですが、9800X3Dも現在入手困難な状況なので確実に需要は高まっていると思います。
ゲーミングPC界隈全体の売れている価格帯が非常に上がってきているのは少し考えものですが、これから長く使っていくためのランニングコストや、モンハンワイルズのように昨今リリースされる重量級のPCゲームに対応していくことを考えると、ハイエンド構成のゲーミングPCを選択する理由は十分にあるのではないでしょうか。
今回は、Radeonというブランドが久しぶりに覇権を握るきっかけになったRX 9070シリーズのRX 9070 XT搭載モデルについてご紹介しました。