2025年2月28日リリース予定の『モンスターハンターワイルズ』PS5版のオープンベータテストがPlaystation Plus会員限定で、10月29日から先行プレイが始まったので早速試してみました。
モンハンワイルズで初めてのオープンベータテストですが、PS5ユーザーのみPlayStation Plus加入者限定の先行プレイが10月29日～31日まで。
PS5、Steam、Xbox Seriesの全ユーザー向けが11月1日～11月4日までプレイ可能となっています。
今回は事前の情報で噂になっていた「PS5版は30FPSなの？」という疑問点を調べてみようと思います。
PS5ユーザーの人でゲーミングPCの導入を迷っているならぜひ参考にしてください。
モンハンワイルズPS5は解像度とフレームレート優先の選択が可能
できるだけネタバレを避けようと思うので、導入のストーリーやキャラクター作成の部分は割愛します。
タイトル画面の後、オプションへ進みます。
DISPLAYのページに切り替えると、その中に「グラフィックス設定」があります。
「グラフィックス設定」で選択できるのが「解像度優先」と「フレームレート優先」です。
設定項目の内容は、画質の綺麗さを優先するか、動きの滑らかさを優先するかのどちらかです。
そして、対応するモニターに接続された状態だと、「120Hz出力設定」が表示されます。
これは「解像度優先」と「フレームレート優先」のどちらを選択していても「ON」のままにできるので今回の調査では基本的に「ON」の状態にしました。
解像度優先のプレイ感想：非常に高画質だが体感30FPSはちょっと…
さすがPS5世代の新作だけあって非常に高画質です。
過去作と比較しても圧倒的、全てにおいてスケールアップしています。
そして肝心のプレイ環境ですが、あきらかに60FPSを切っていました。
例えるなら「PS4でモンハンワールドをプレイしている感覚」と同様です。
体感では30FPSでのプレイ環境です。
最近までPS5でワールドやライズをプレイしていた人が見たら、ものすごいもっさり感に感じるでしょう。
画質は文句なしですが、このクオリティで60FPSを望むのはPS5では無理のようです。
フレームレート優先のプレイ感想：滑らかな動きだが画質悪すぎ…
60FPS以上を維持したプレイ環境で、非常に快適な狩猟ができました。
120Hzが出ているかは微妙なところ。おそらく出ていないと思います。（体感で）
PS5でライズをプレイしている感覚にかなり近いのが率直な感想。
しかし、画質面はかなり落ちています。
それこそPS4の時代に戻ったかのようなレベルの劣化具合なので、これはウーン…ですね。
大型テレビでプレイするならあまり感じないかもしれませんが、ゲーミングモニターに接続して近い距離でプレイすると、あからさまに画質の劣化が分かります。
モンハンワイルズ PS5はどちらのモードを選ぶ？
画質面で比べると、スクリーンショットを拡大してみるとその差は歴然です。
この差が感じられるのはゲーミングモニターと接続して近距離でプレイした場合です。
逆に大型テレビではあまり感じられない可能性も！（ごまかされてる感？）
今回のOBTではリビングのテレビとゲーミングモニターの両方で試しましたが、55インチのテレビでプレイしている時は画質の劣化はそれほど感じませんでした。
どちらかと言うと画質面よりも、フレームレートの優位性の方が非常に大きく、全体的なプレイ感覚が大幅に向上しました。
ということは、基本的にリビングのテレビでプレイする人にとっては、PS5版のフレームレート優先で十分なのではないでしょうか。
モンハンワイルズPS5版は、画質に妥協できるなら十分プレイできるレベル
今回のオープンベータテストでPS5版でのプレイ環境が理解できました。
筆者は迷わずPC版を購入する予定ですが、PS5版の場合でも画質とフレームレートの選択ができるというのは大きな救済措置として評価できます。
開発がユーザーに環境を押し付けるわけではなく、ユーザーが自分の環境に合わせて選択できるようになっているので自分が求めるプレイ環境を優先できます。
極論としては画質とフレームレートの両立をしたいならPC版しかありません。
PS5 Proでのプレイ環境はまだ現時点で未知数です。画質優先で120Hzは可能なのでしょうか？
そこは予算次第ということになりますが、最安でプレイするならPS5版になりますし、今回はクロスプレイ対応なのでPCユーザーとのオンラインプレイも可能です。
PC版のオープンベータが11月1日から始まるので、そちらも試してみようと思います。
発売までまだ時間がありますので、今回のオープンベータを利用して検討材料にしてみてはいかがでしょうか。
